ついにW-ZERO3で動くナビソフトが登場!



私が「位置情報」っていう言葉に最初に出会ったは、memn0ck : ケータイ、モバイル、定額通信情報サイトな訳なのですが、そのメムさんのレビューが出てました。
ウィルコムファン W-ZERO3: インターネットを活用して地図や現在位置、友達の居場所まで確認できる/b-Walker


で、気になった事があるのでここの私の日記に書いて置く事にする。
先ずは重箱の隅を軽くつついて見ると、多分ご本人は、当然承知の上で敢えて世間一般に使われている用法で使ったのだとは思いますが、、、
「縮尺(scale)」が大きいとか小さいとか言うのは、分数を計算した結果の数字が大きいか小さいかで評価するのが正しいものと承知してますです。(たぶん昔、高校の地理の時間に聞いた事が有るような無いような、、、)
つまり、「スケーリングファクター」とか「倍率」とかの言葉と同じ意味ってことで、、、




やっぱり、一番気になるのは「ルート検索」のお話。

ルート検索では、時間と距離のどちらを優先するか、高速道路を利用するかなどの条件を選択してから、スタートとゴールを指定する。住所で両地点を指定する場合は、住所の入力と検索を行い、地図を利用する場合は、スタートとゴールをタップ&ホールドする。


屋外でルート検索を行えるのは確かにありがたいが、スタートの指定は地図で、ゴールの指定は住所でというように、両地点の指定を別々の方法で行えないのは残念。スタート地点はPHSでの現在位置情報を使って自動的に指定する、といった利用ができない点も、ぜひ改善を期待したいところだ。



これを読む限りは、「OCN地図」並み、つまり、無料のWEBサービスと比較しても最低レベルって事みたい。


かなり古いというかクラシックなUIだ。
「b-Walker」ってのは、前々から存在していたソフトをW-ZERO3用に焼き直したみたいだから、こんな物なのだろうか?
このソフトを当初設計した人達は、多分、紙の地図しか使った事が無いか、電子地図でも検索した後に、結局「印刷」して使うものとしてしか認識していない様な20世紀の人達なのだと思う。




自分のここ数日の日記で述べた事の繰り返しになるが、検索の入力データに使うデータは、経度・緯度がベストで「住所」とか「駅名」は補助手段に過ぎない。


そもそも「住所」って云う名目の番地が日本中のすべての土地に割り振られていると思っているのは、都会人だけだと思う(よく知らないが)。
番地の数字が1つ違うだけで1キロも2キロも場所が離れてしまう事だって珍しくない(よく知らないが)。
なのに、経度・緯度を使うUIを用意していないなんて信じられない。


経度・緯度をコピペやドラッグ&ドロップで入力するという発想がどうして出てこないのか不思議でならない。